当院の矯正治療の流れ
初診から完了まで
- 初診相談(約45分~60分)
虫歯の治療や入れ歯の作り直しとは異なり、矯正治療は一生のうちに何度も治療は行いません。
ですから患者さんに合った治療を行うことがとても大切です。初診相談では、患者さんが一番気になっている部分や治療法の説明、費用についての説明など十分な時間を設けております。
歯並びの影響で、顎の成長や健康寿命、人生観まで変わることがあります。そのため患者さんの「人生の分岐点」という意識で臨んでいます。

- 分析資料の採取(約60分)
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お口の中を見ただけでは隠れた問題点は見えてきません。
隠れた問題点を探るために、歯型の模型や、歯並びの写真、お顔の写真、X線写真撮影などを行います。採取した資料は歯並びだけでなく、上下の顎のバランス、口元の様子、気道への影響などを分析し、治療後の変化を予測した設計図を作成します。
当院では、初診相談にて十分にお話しできた後に精密分析を行います。

- 診断(治療方針の説明)(約60分)
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治療の設計図を治療方針として患者さんに説明いたします。
治療方法のメリット・デメリット、予想される治療期間、治療費などの説明を行います。患者さんが十分にご理解、ご納得できるよう説明いたしますが、年単位の治療ですのでわからなくなってしまう時もあると思います。その際には遠慮なくお問い合わせください。
当院のドクターは、分析・診断を重要視する研究グループ(B.S.Cスタディーグループ)に所属しています。治療開始から終了までの道筋を高い精度で説明いたします。

- 治療開始(約30分)
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矯正器具がお口の中に入るとどうしてもブラッシングがしにくくなります。
そのため、矯正治療中の歯ブラシの使い方をお教えいたします。またブラッシング後には洗口剤によるうがいをお願いしています。矯正治療中に虫歯にならないように気を付けていきましょう。

- 矯正装置の装着
(約20分~100分) -
装置の内容によって大きく変わってきますが、取り外しができる装置の装着には約20分、裏側にワイヤーを装着するには約100分程度のお時間がかかります。
痛みに慣れやすくするため上下のどちらかから装着することもできますし、上下とも全部装着したいといったご要望にもお応えします。事前にどのくらいのお時間がかかるのかをお伝えしています。

- 来院間隔・処置時間・来院期間
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装置が入りますと、だいたい1か月~1か月半に1回のペースで来院していただきます。
1回の処置時間は内容によって幅がありますが、約15分~60分です。来院期間は患者さんの骨格や筋肉の様子で異なりますが、約1年半~2年が一般的です。部分治療(MTM)の患者さんであれば数カ月で終わることがあります。

- 動的治療が終了し保定へ
(約60分~100分) - ワイヤーやブラケットなどを除去し、保定装置を装着します。保定装置には、取り外せるものと取り外せないものがあります。矯正治療前の歯並びの様子を参考にして装置が決まることが多いです。
